評価: 




概要: D70sとD50との画質比較についての注釈
コメント: 表題の件につき誤解がないように追記させていただきます。前レビューでD70sが少し見劣りすると書きましたが、この本の中に比較作例についての話です。従来のニコン機の特徴ですが、露出をアンダー目に振り(白飽和回避のため)、輪郭線などについても何も加工しない(後でレタッチしやすい)のでどうしても地味な感じの仕上がりになってしまう傾向がありました。これはこれで高忠実度追求なので十分に好ましいことなのですが、初心者層にまでカメラを普及させるとなると作品をぱっと見たときのアピール性も重要です。D50は高忠実度と言うよりは作品の見栄えを考慮したカメラなのでこれまでのニコンにはない輪郭線の加工や色スペクトラムの変更なども行ったものと思われます。キスデジNとはアプローチが異なりますが、デジタルカメラの信号処理LSI(画像エンジン)がこれから画質の鍵を握ります。後発のものの方が「高画質」になるのは仕方がないことです。
評価: 




概要: 良いガイド本です
コメント: 従来のニコンカメラにない「あか抜けた」画質で売り出したD50について色々なことが分かるきちんとしたガイド本です。作例などを納めたDVDが付属していて割安感があるのも良い所です。このDVDはVIDEO部分とROM部分に分かれていて全体紹介はTVで見ることができます。作例などはROM部分に納められています。 本文に登場する作例写真は、十分に美しく大きさなども適正です。レンズごとの作例なども充実していて見て楽しめる仕上がりといえます。誰もが思い浮かべるD50のライバルというとキスデジNでしょう。本書はキスデジNとD70sをライバル機としてD50と比較しています。それによるとD50の写し出す画像は、これまでの暗めの写真が多かったニコン機の雰囲気を抜け出し、キスデジNに近い感じに仕上がってきているようです。これら3者の中では、作例を見る限り残念ですがD70sが少し見劣りします。
カメラの画質は値段に比例しない好例をD50は作り上げたように思います。頑固なニコンの開発陣が方向転換したとも言えますが、開発者との対談などもあってその辺の経緯がうかがえます。