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華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)

華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)
定価: ¥ 780
価格: ¥ 780
通常24時間以内に発送
メーカー:新潮社
カスタマーのおすすめ度: Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5Average rating of 5.0/5

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Binding: 文庫
EAN: 9784101104140
ISBN: 410110414X
Label: 新潮社
メーカー: 新潮社
Number Of Pages: 423
Publication Date: 1970-05
Publisher: 新潮社
Studio: 新潮社

関連商品

商品レビュー:



スポットライトレビュー:

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 「白い巨塔」の金融界版ともいうべき本
コメント: この「華麗なる一族」は「白い巨塔」の金融界版ともいうべき本で、
でも「白い巨塔」より専門的な話は少なく、
政・官・財の恐ろしいまでの癒着と計略とおぞましさを垣間見れる、
非常に読みやすくておもしろい本だ。
ただそれだけに、「善悪」がはっきりしているので、「白い巨塔」のような奥深さはない。

それと今、読むと、もう銀行は随分淘汰されてしまったので、
銀行合併というのが一昔前の流行に思えてしまうところが、
「白い巨塔」のような医療ミスのタイムリーさはないが、
それでもこの作品のなしえる力と、今もこれに似たような策謀が、
どこかで行われていても不思議ではないことは感じられる。

評価: Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
概要: 野望
コメント: やはり父、大介の野望は家族までも壊してしまうのだろうか?親子と言うよりも、祖父、敬介への嫉妬がかなり強いように思われました。銀行再編への熱意と言うよりも閨閥の持つ因縁のようなものを感じさせられます。結末は・・少し悲しくむなしい感じがしました。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 背表紙?に注意
コメント: 続きを知りたいあまり、下巻の背表紙のあらすじ(?)を読んでしまうと大変なことになります。先が気になっても我慢しましょう。
出版社には背表紙のあらすじ部分を訂正するよう求めたい。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 凄い
コメント: シリーズ最終巻の本書は、群をぬいてドラマティックで、それまで筆者が読者に対して周到に布石してきたエピソードや情報が繋がっていき、ようやく壮大な一つの形を現し始める。

平凡極まりない人生を歩み、閨閥はおろか大企業や権力者のどろどろとした裏工作や根回しとは無縁な私は、万俵家の一挙手一投足を丹念にえぐる筆者の文章に対して、他人の庭を、特に権力者の庭を覗き見るような不謹慎な興奮があり、一気に読み進めてしまった。

しかし、いかに大企業を切り盛りする権力者であろうと、人間の情があり、過ちがあるさまには、気持ちを強く揺さぶられた。後半部の目を覆いたくなるような惨事においては涙が止まらなかった。私は善の人間たちに強く感情移入したが、最後は憐れな悪の末路に、ざまあみろ、とは言えないそら哀しさを感じた。

万俵家の人々はなるほどその資材と権威にいたって私とはかけ離れた存在だが、どの人物にも共鳴すべき「人間らしさ」があるように思える。その人間らしさはあたたかく美しいこともあるが、時に愚かで汚く、残忍だ。でもそれは裸の人間で、現実に限りなく近いのではないだろうか。
赤裸々な人間の姿を描き出している本書。心して手に取るべき傑作である。

評価: Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
概要: 鎮魂歌-彼は家族を救えたのか?
コメント: 長かったこの物語もついに読了。ここまでのめり込んだ小説は久々で、登場人物に思い入れを持ちすぎ、虚構の作品とは思えなくなってしまった。

純粋な人間は去り、天下を夢見た男はさらに大きなものに飲み込まれようとしている。
愛を欲した女は彷徨い出てゆく。

脱力感をも誘う崩壊の結末の中で、心を取り戻した銀平としきたりから解き放たれた二子のすがすがしさに救われました。

大介が仕掛けた我が子をも切り捨てる経済戦争は、結局は政界、役人の餌食でしかなくこの世の暗部をあからさまにしている。

現代にも通じる日本の政財界の裏側に仰天した作品でした。
志半ばに逝った、純粋な企業家に合掌!


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